同居する認知症の親のテレビの音量がいつも、いつも大音量でうるさい。
毎回、下げるように言ってもいつのまにか大音量に戻っている。
手元スピーカー、イヤホン、補聴器も役立たず。
何回も同じことの繰り返しにイライラが募り精神的なストレスが爆発!
同じ様に困っている方もいると思うので、恥ずかしながら悪戦苦闘の対策をご紹介します。
目次
認知症の親に採った悪戦苦闘の対策
とにかく、テレビの音を下げたかったので、色々と探してみました。
・手元スピーカーを設置
・補聴器を使わせる
・イヤホンを使わせる
音量制限付きのテレビを探す
結論から言うと、音量の制限ができるテレビは見つかりませんでした。
うちの母親は音を下げてもすぐに大きな音に戻してしまいます。
そこで、音量のMAXが設定できるテレビがないか探すことにしました。
そもそも大音量が出なければ。。。と言う考えです。
でも、意外にありそうでないんですよ。
何店も電気量販店を回って、テレビの設定を実際にいじって探しましたが見つかりませんでした。
Sonyのテレビの中には音質の制限ができるものがあるようですが、分かりませんでした。
店員さんに聞いても、音量の制限できるテレビはないそうです。
手元スピーカーを設置
次に考えたのが手元スピーカーです。
当然、手元に置けば音は小さくても聞こえるだろうと思いました。
最初は価格も安い有線のスピーカーを買いましたが。。。
設置場所がないんですよ。
寝ているベットの耳元はケーブルも邪魔になるし、結局、結構離れた位置に置くことになってしまいました。
たいして効果もなく使わなくなりました。
そこで、奮発して無線の手元スピーカーを購入しました。
これなら、寝るときは枕元に、ご飯を食べるときはテーブルに、化粧をするときは鏡の前に置けると思いましたが。。。
認知症の母親がそんなことを、まめにするはずもなく、期待はずれに終わりました。
今では、部屋の隅に眠っています。
補聴器を使わせる
ならば、補聴器を付けさせればと思いますよね。
自分でもやってみれば分かりますけど、ズーッと補聴器を付けてるって違和感がありませんか。
当然、耳も痛くなるし。
また、補聴器は周りの音も拾うので意外にテレビの音は聴き難いようです。
実際に補聴器を付けると分かりますが、結構不要な音も増幅しています。
そして、なにより寝るときやお風呂に入るときには外すので、自分で付けたり外したりする必要があるんですね。
これが、認知症の人にとっては最悪。
ついつい付け忘れたり、最悪はなくしてしまうんです。
1個数万円はする補聴器を簡単になくされては。。。。
実際に無くしてしまいました(涙)
イヤホンを使わせる
そこで、ケーブルの付いたイヤホンをベットで横になって見ているときに使わせています。
時々、ケーブルが断線しますが、今なら100円ショップでも売っているので常に予備を持っています。
ただ、1日中、テレビを見ているのでズーッと付けているわけではなく。
ベットから起きたときには外してしまいます。
そして、イヤホンをテレビから抜いてテレビのスピーカーに切り替えるんですね。
イヤホンの出力は小さいので、かなり音量を上げないと聞こえないらしく、イヤホンをテレビから抜くとものすごい大音量になります。
結局、うるさい大音量で聞いているんです。
一番安くて、効果が合ったのはイヤホンですが、やっぱり、1日中ズーッとは無理です。
ストレスの溜まった私は相変わらず「うるさい!」と怒鳴っては、音量を下げてリモコンを投げ捨てる毎日でした。
テレビの音が下がらない理由とは
私の母親の場合は耳が悪い上に軽い認知症があるのが大きいです。
だから、ちょっと面倒なことは継続できません。
テレビを見る前に補聴器を付けるとか、手元にスピーカーを置くとか、本当に簡単なことも難しいんですね。
まして、自分にとって違和感のあること、煩わしいことはやりたがりません。
頑固者で意固地、プライドが高い母親は注意すると、いつも逆ギレします。
首にかけるスピーカーも考えましたが、とってもできるとは思いませんでした。
そんなで、夜寝るときにはイヤホンを付けさせて、それ以外は音が大きくならないように常に注意する日が続いていました。
何回も「うるさい!」と注意する毎日に、正直、精神的なストレスでいつも爆発寸前でした。
ついにテレビの音量が下がる
半分諦めかけていたときに、ネットで革新的なスピーカーを見つけました。
それが、ミライスピーカーです。
このスピーカーは蓄音機の音が年寄りにも聞きやすいことをヒントに開発されたスピーカーとのこと。
テレビの音を聞きやすい音として出してくれます。
近くに置く必要もなく音量を上げなくてもセリフがよく聞き取れるんです。
使う人が補聴器を付けたり、スピーカを手元に置いたりする必要もありません。
何もする必要がないんです。。。これが凄いんですね。
悪戦苦闘してきた私にとっては、ミライスピーカーは、まさに救いの神でした。
まとめ
耳の悪い両親のテレビの大音量に悩まされている人は多いと思います。
特に、認知症がある場合には大変ですよね。
しかも、うちの母は更に頑固者で意固地、プライでが高いときているので始末が悪いんです。
認知症、頑固者、意固地、プライドが高い。。。
毎日、向き合っている人の苦痛は計り知れませんよね。